昨日の全日本終了記事中に書いた、成田流トレーニング術に関して、多くの方から質問メールを頂いた。
朝、メールを開いて、反響の大きさに些か驚いている状況です。
どのメールも真剣に書かれており、心情としては一人一人にお返事したいのですが、時間的な問題も有り、難しい状況です。
僕はトレーニングの手法に関しては、医療技術と同じく、その手法と効果は大きく公開されるべきであるという基本理念を持っています。公開される事により、更なる進歩と進化が促進されるからです。
ですから今後、WEBや出版物にて、積極的に公開していく予定です。
今日は、少々ですが、さわりの部分を書いてみます。
参考とすべきは、書籍文献
僕自身においても、その知識を多くの書籍、文献より採り入れています。
僕が参考にしている文献は以下の3つを基本としています。
・スターリンの心筋に関する絶対理論(医療書)
・ベッカーズイーティング(東ドイツ・医科学者))
・エディーメルクスのトレーニング法(ドイツの本です。日本では入手困難だと思われます)
なんだ~本で読んだ知識課よ・・・
こんな声が聞こえてきそうですが、
経験値だけで、完璧なトレーニングプランを構築しようとした場合、経験値を得るために、膨大な時間がかかってしまいます。諸先輩方が残してくれた文献をより効果的に採り入れていくのが賢明であると考えています。
競技の基礎
成田塾に訪れる選手すべてに伝える基礎となる持論です。
事競技という事に限定して、最も重要な能力は加速力である。
僕が最も重要視している能力です。
トレーニング環境
選手個々、それぞれの環境で、最大限の努力をしている事と思われます。しかし、同じ時間を費やすのであるなら、整備の整った環境でトレーニングする事がより効果的なのは、一目瞭然。
以下僕の理想とする環境です。
・自転車競技場(一般開放されている)
・ウエートトレーニング場(公営で、安値で使用可能)
・スイミングプール(公営で、安値で使用可能)
・競技場より半径1km以内に平地でのロード環境がある
・競技場より半径10km以内に山岳のロード環境がある
・宿泊施設が隣接している
そしてこれが最も重要なのですが、
・一日最低6時間程度、つきあってくれるトレーナーの存在
全て満たす事はできないにしろ、少しでも近い環境を求めてみるのも、強くなる為に必要な要素だと考えます。