世界のレースシーンを撮影するキャメラマン砂田弓弦氏のコレクションを現在展示中です。
コレクションと言いましても、氏が撮影された写真ではなく、自転車のコレクションです。
◆MASI ITALIA
Faliero Masiが1949年にVigorelli 自転車競技場地下に工房を構え創業。
彼の自転車を使用しチャンピオンになった選手は数多くEddy Merckx,Felice Gimondi,Fausto Coppi, Fiorenzo Magniらがチャンピオンになっている。
現車は、氏が偶然イタリアで見つけた要レストアのMASIを工房にレストレーションを依頼した1台。
フレームを製作した初代のFaliero氏は既に他界されているので、(2000年1月4日没)レストアはその息子であるAlberto Masi氏の手により完璧なまでに仕上げられた一台だ。
父が製作した自転車を、その息子がレストア・・・・なんか熱くなっちゃいます。
Alberto Masi氏も驚いた、創業当時僅かな台数しか生産されていないフォーククラウン。
MASIは、レース機材の為、そのほとんどが落車なので残っていないとの事(当時は道も悪く・・・)
細部にまで肉抜きされたパーツ。軽量化=勝利への執念を感じます。
レストアを手掛けたAlberto Masi氏のサイン。親子2代で作り守られてきた貴重な証です。
現在カツリーズ2Fにて、砂田氏監修のカレンダーを数量限定で販売中。
貴重なサイン入りポストカードが付いてきます。(カツリーズ限定)
また、同時に著書「GIRO]初版本も2冊のみとなりますが、販売しております。
美味しいコーヒーを飲みながら、自転車談議に花をさかせましょう~
◆砂田弓弦
プロフィール
1961年9月7日、富山市生まれ。大学卒業後にイタリアに渡り、1989年から自転車競技の取材・撮影に携わっている。
現在は世界のメジャーレースでオートバイに乗っての撮影を許されている数少ないフォトグラファーの一人となっている。
アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ベルギー、オーストラリア、台湾、日本など、多くの国のメディアに写真を提供しており、フランスのレキップ紙やイタリアのラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト紙にも写真が掲載される。
日本では雑誌チクリッシモ(2006年から八重洲出版)の監修も務めている。著書に
自転車ロードレース教書 – イタリア・ロードレースにまなぶ (1992年、アテネ書房)
イタリアの自転車工房 栄光のストーリー (1994年、アテネ書房)
フォト! フォト! フォト! (2001年、未知谷。同年に競輪広報大賞特別賞受賞)
GIRO(ジロ) – イタリア一周自転車ロードレース写真集 (2002年、未知谷)
イタリアの自転車工房物語 (2006年、八重洲出版)
7月の輪舞 (2009年、八重洲出版)
薔薇色の輪舞 (2010年、八重洲出版)
壁のないコロシアム (2011年、八重洲出版)
続・7月の輪舞 (2016年、八重洲出版) などがある。これまでの主な写真展は
1996年6月25日〜7月8日 エスパス・タグ・ホイヤー(東京・青山)
2011年6月28日~7月24日 東京シティビュー(東京・六本木ヒルズ)
2013年5月1日~5月7日 小田急百貨店 (東京・新宿)
2013年10月19日〜21日 Kitte (東京・丸の内)Profilo
Yuzuru Sunada,Fotografo del ciclismo internazionale. Nato a Toyama in Giappone nel 1961. Nel 1989 ha iniziato l’attivita giornalistica e segue tutte le corse importanti come Giro, Tour, Vuelta, Mondiali e classiche.