クロスバイクで血圧コントロールを目論む看板屋さんは、思った!
そうだ・・・ロードバイクに改造しよう・・・
どうせなら色も塗り直そう・・・
しかし・・・
「何処に・・・誰に・・・依頼すれば良いのか・・・」
そうだ・・・あいつしかいない・・・
そう 内灘の「(仮)天才カツリの元気がでる自転車店」
ベースフレームは、もともとロードバイクなので作業は早いです。
ベースカラーをヤスリで剥がしたところです。凹凸さえなければ、こんな程度でOK!何も全部綺麗に剥がす必要もありません。ただ、極力なだらかにして上げる事は慣用。
さて、更に全体的にサンディングしてあげて、ベース色の塗装に入っていきます。
さてと、自転車に使用するロゴマークを作っていきましょうかね!
材料は・・・
・職業は看板屋さん
・名前はY岸さん
・色は・・・
フレームカラーを選んでもらうのに、随分とお悩み・・・
見切り発車で今までのカラーを剥がしてみてわかったことは
今の色=金
過去の色=赤
ってことは、この2色が好きであるってことです。
ロゴに屋号を使うのもやぼったいので、イタリア語にしてみたら~
CARTELLO カルテッロって、読みもいいので決定!
立て看板をイメージに取り入れ、お名前の頭文字Yと、創業年数も・・・
どうですか?
好きな人も嫌いな人もいるでしょうが、世界で1台だけの自転車になります。
ロゴが出来たので、今度は全体図の構成。
年齢的に50歳を越えられているので、オーソドックスなデザインにした。
伝統的手法の胴抜きデザイン。
配色は・・・
金&赤???
今までのイメージは払拭したいし、希望の色も取り入れたい。
そこで、ベース色は払拭したパールアイボリー(昔のフェアレディーZの純正色)に、3%程度金を混ぜます。
独特の色に仕上がるはず。
胴抜きに使用する赤は、キャンディーレッド。これも深みがあります。
そしてロゴとラインに金を使用する事にしました。
ステッカーデーター完成!
さ~塗装に入りましょう!
ベース塗装が完了しました。白に5%の金を混ぜ、パールで仕上げてあります。これにマスキングを施し、今からキャンディーレッドの塗装を施します。残念ながら今日は寒すぎますので、塗装は明日になる予定。ある程度の気温と湿度で塗るのが、綺麗に仕上がるので・・・
製作も架橋に入って参りました・・・
キャンディーレッドに塗装終了。マスキングを剥がすと綺麗な塗り分けフレームの登場です。
塗り分けでできた段差を丁寧に削っていきます。そしてクリアーの食い付きを良くするために、全体をもう一度荒します。塗装仕事っていいますけど、全体の作業時間で色を塗る時間は、ほんの僅か。ほとんどがマスキングや下地仕事なんです。「高いよ~」なんて言われる事、結構ありますが、同じ金額でやってくれる人がいれば、僕は迷わず外注します・・・(本音)
荒し終えたフレームを脱脂して、マーキングを施していきます。この時間は、僕にとってもっとも楽しい時間です。ステッカーの下準備は、毎度気に入っているナイスなミュージックをボリューム大にして作業してます。因みに今は、窪塚君の「IKIRO」がお気に入り。
思いつき&ヒラメキ&少々ステッカーが剰ったので、ヘッドマークの上下に金の帯を入れちゃいました。お客さんの多くが、僕のヒラメキを求めてくれてます。幸せな事です。。。