AISANの広瀬選手が、再び入塾してきた。
もともとMTBの選手だった彼の潜在能力に惚れ込んで、塾に誘ったのが10年位前の事。彼は地元の大学に通う学生だった。その後NIPPOへ紹介し、活躍。現在はAISANで走っている。
話はインドネシアへの遠征時に彼の走りを見ていて感じた僕の一言から始まる事になる。長身で筋肉質の身体から湧き出る力を活かす為の一つとして提案してみたのが、全日本TTへの挑戦だった。
僕自身が現役時代得意とした種目であり、指導的立場になってからも、カラミッチの2連覇とコースレコードの樹立といったキャリア。そして何よりも彼との意見の一致。
僕が出した条件は・・・・
・ポジションセッティング
・トレーニングメニュー
・大会までのコンディショニング
以上全てを僕に一任。快く快諾してくれた。
そして新たなプロジェクトがスタートしたのだ。
と・・言う物の、このクラスの選手をいじるのには、少々・・・かなりの勇気と経験値を求められる。
初日に僕が下した英断は、シューズクリートから。詳しくは書かないが、全く違う(正反対)のセッティングへと変更。
結果、高いレベルでの出力時に起こった、上半身のノッキングが解消。
現在彼は、AISANの強化合宿に参加中。昨晩電話が有り、かなり調子が良いようだ。
「ホ!」っとしましたよ。 正直ね!何故なら、シューズは、その時の物を使用しているのだから。
明日は、Biciのセッティングを全部やり直す予定・・・・ちょい胃が痛いわ~
お久しぶりです。
写真見させてもらいました。みんな元気そうでなによりです。僕の方も毎日朝練やっています。まだまだ弱いですが、短距離のトレーニングキャプテンをやっています。成田さんほどのメニューではありませんが、自分でトレーニングのメニューを考えて部員と共に練習をこなしています。こっちに来て、本当に色々経験させてもらっています。塩原さんの話していることも、最近になってようやく分かるようになってきました。笑 今は、KEIRINに力を入れてがんばっています。レースってこんなに楽しいのかと思うくらい、走っていておもしろかったです。力はまだまだですが、これからもしっかりと練習して、必ず強くなって石川県に戻りたいと思います。はっきりと戻れる日がいつかは分かりませんが、帰った時はまた、厳しいご指導をヨロシクお願いします。
今は別々に歩んでいるけれど、同じ自転車道。
同じ方向を向いて歩いていれば、必ず一緒に歩む時が来る。
その時まで、おのおのの環境で共に精進しよう。