【令和6年能登半島地震】カツリーズサイクル塗装工場の再建(内灘町西荒屋)
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La fotografia del girasole 

◆La fotografia del girasole =向日葵の写真
*撮影 綾野 真

cyclowiredで編集長を務めるフォトグラファー綾野氏からの依頼が入った。長年連れ添った愛車TREKのリメーク。
自由に作っていい・・・てね!
 
国内をはじめ、世界のレースを飛び回るキャメラマンの為に僕が用意したデザインは、彼そのもの。そして彼の新たなるビジネスワークcyclowiredの世界。cyclowiredの中には、自転車の全てが入っている。子供の頃、学校から帰ってきてまっすぐにおもちゃ箱をひっくり返し、お気に入りのオモチャを取り出し、夢中で遊んだ少年時代。cyclowiredは自転車小僧達にとって、まさにおもちゃ箱だと思った。
 

デザインの基本的なコンセプトは「おもちゃ箱」
その「おもちゃ箱」を表現するのに僕が選んだのは、彼が長年世界のレースを飛び回り、撮り貯めた写真。
キャメラマンの為の自転車・・・これ以上の表現方法は無い!なんてね。
直感なんだけど・・・

GIRASOLE=向日葵 
今回のデザインにおいて、その核となったのが向日葵の写真。ツールドフランスでの一コマだ!

 
ハンドル周りも向日葵を集中。向日葵の二乗状態。集まると更に効果的に利いてくるんだよね。
 
 

バラバラ=壊す=遊び
向日葵でまとまったデザインをあえて壊していく。ブロックや積木を思いのままに組み上げては崩して遊んだように・・・
反対面は全く違った写真を貼り込んだ。

景色や選手達の勇姿もいいんだけど、沿道の観客達・・・
自分のお目当て選手は勿論のこと、懸命に走る選手を一心不乱に応援している姿・・・
僕が好きなのはこんな写真。

つなぎ目・・・結構重要です。かなりね!

キッチリマスキングと、ボカシを多用。エンド部は、生地のアルミ色を生かして、グリーンのクリアー仕上げに。

 

細かなパーツだって、カツリーズ流だよ

車輪には細かな葉っぱをチラしてみた。遠目ではわかりにくいけど、このBiciに対して、グググっと心が入っていかない?どう??

  

特別ゲスト?

 

名物叔父さんと、スーパーチャンピオンのコンタドール様には、友情出演を!
勿論無許可ですが、綾野さんがツールに持参し、お許しを貰ってきてくれる・・・かもね。

さて、今回の作品・・・どうでしたでしょうか?
細かに細部をフォーカスすれば、やはりズレや塗りムラなんかがあったりします。
ただね、それってアナログならではの味なんです。
あくまで一個物。
世界で一台。
デジタルな仕事じゃない。
心の仕事・・・
これが僕の仕事です・・・

作品の製作過程は、cyclowiredにてお楽しみ頂けます。

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◆cyclowired カツリーズのアートバイク制作記はコチラ

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コメント

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  • コメント (3)

    • Kino
    • 2010年 6月 30日 1:17am

    しかし凄いとしか言いようがないです
    これに掛かった時間と手間 それに集中力
    並大抵じゃないですね

    最後の写真には きっちりワイヤーの端末処理
    半田がちらりと 細かな気遣いがされた仕事

    参りました

    • K.J.
    • 2010年 6月 30日 9:36am

    おおお、すばらしい!
    赤の入り方が泣けますねー。スイス国旗なのかな?
    こんなに黄色のブレーキパッドが似合う自転車は他にないでしょう!

    いや、ホント待ってた甲斐ありで涙でそうです。

    • katsuri
    • 2010年 7月 03日 3:34pm

    この記事がシクロワイアードでアップされた翌日、サーバーがパンクしちゃいました。
    初めてで、結構大変なことなんですが、嬉しい・・・
    馬鹿な僕です。

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