自転車の為の絵って?
窪塚さんが、卍ラインとして活動していたころ、何故だかご縁が有り、年に何度か会うようになった。
そんな中で、自転車を作ることになり、当時流行りのピストを製作。
暫くしてから、住んでいたところが、アップダウンの多い所だったようで、今度は街中で乗りやすいのが欲しいとのリクエストをうけて創ったタウンユースのMTB。
雄と雌2台を製作し、雄を納車。雌は、そのままカツリーズで保管してきた。
行く月日が過ぎまして
お世話になっている、ロイヤルホテル能登で展示する事になったなったんだけど、なかなか殺風景な展示スペースで、ここには飾れないとの旨をお伝えした。
やはり思いを込めて創った一台。
ふさわしい展示をお願い出来ないのであるならば、お話は無かったことに。
その後何度かのミーティングで、なかなか良いプランが出てこなかった中、「それじゃ~思い切って描いてみませんか」って事になりました。
絵、描くの???
卍ライン号とは?
当時、レゲー歌手として活動する窪塚さん。
リクエストは「ラスタカラーで!」 ただ、それだけ。
彼の為のイメージを創るために、何度もライブに通い、酒を酌み交わし、見えてきた来たのが日本。
このSAMURAIが、方向性を決定させる楽曲となり、
手描きで、フレーム全体に赤富士を描き、流れる雲は金箔細工を施した。
そんな特別な一台です。
自転車の背景
今回の絵は、卍ライン号がより美しく見えるための背景という事です。
自転車が強調されるようなイメージで、ロイヤルホテル能登に向かいましたが、何かしっくりこない。
どうせならば、絵と一体となる物を描こうという事に至りましての、下絵無、フリーハンドの6時間となりました。
完成~
展示場所
ロイヤルホテル能登 一階
〒925-0156 石川県羽咋郡志賀町矢蔵谷1
https://www.daiwaresort.jp/noto/index.html
宿泊以外の方も見ることが可能ですが、必ずフロントで許可をとってからの入場を、お願いします。