◆ヘッドスパナのバトン◆
誰でも最初から出来る訳でなく、教わってこそ
壊れずに速く走るbiciを組み立てられるように
なっていくんだ。僕も最初はひどいもんだった。
だけど温かいお客様に支えられ、その暖かさに
答えるべく学びの場をレース会場に求めた。
運が良いのか悪いのか、いきなりステージレース
で、で、で、ツールド北海道!しかも・・・・
優勝を狙うチーム「日本鋪道」(現NIPPO)。
この北海道で体験した事を未だに夢に見る。
悪夢・・・・てっ事もないか!
そしてすぐに日本代表チームとEUR遠征。
イタリア・ベルギーそしてアイルランド。
結構いいメンバーだったよ。当時一番強かった
選手達と数ヶ月間過ごしたんだから。
初めての海外遠征で要領を得ない僕に多くの
メカニシャン達が「技術」を惜しむことなく、
自分の手を止めて教えてくれたのだ。フランス語
とかイタリア語とかで。全然分からないのだけど、
そのうち自分から話しかけていた。
大きかったのは、現在彦根でショップを営まれる
biciFUJIWARAの藤原さん。初めて水での洗車
を輸入?した人。レース会場で彼の作業を何時間
でも見ていた。「あれ取って。ここ押さえてくれ!」
なんて事になり、事細かに作業する内容の重要点や意味を、バンバン教えてくれた。それと僕がサラリーマン時代をおくった新家工業の走るホイールビルダー鉄沢さん!とてつもなく大きな物を頂いた。それは生涯の宝となるホイール組み。世界のナガサワさんや革命児ナカガワさんところで、ず~と油売りをしていた青春時代。教えてもらえなければ絶対に解らない事って意外と多い。「見て盗む」なんて事では知り得ない事。技術のバトンを渡してくれた先輩達・・・・気が付けば40歳になった僕。最近思うよ・・・今度は僕がバトンを渡す番なんだって
◆全体のメンテ&洗車◆ |
基本の洗車 |
基本の 注油 |
5分で出来る練習前のチェック |
じっくりやろうレース&イベント前のチェック |
ツールドのと400 対策! |
◆ホイール&タイヤ◆ |
車輪の脱着法をマスターしよう |
タイヤ・チューブの交換・パンク対策 |
意外と簡単 振れ取り術 |
ハブ(回転部)のグリスアップ |
自分で車輪を組んでみよう |
ツールドのと400 対策! |